この計算機は複数個の値の平均値と中央値を算出してくれます。
分数のかけ算計算機の使い方
- 入力欄に数字をカンマやスペース、改行で区切って入力していきます。
- 計算ボタンを押すと結果が表示されます。
目次
平均値・中央値計算機の使用例
平均値について解説
平均値は、数値の中心を示す基本的な指標の一つです。
学校のテストやスポーツ、ビジネスシーンなど様々な分野で使われています。
平均値の求め方
平均値は全ての値を足してから値の個数で合計を割ります。
例:
値: 5, 7, 10, 12, 15
- すべての数値を足す。
5 + 7 + 10 + 12 + 15 = 49 - データの個数(5つ)で合計を割る。
49 ÷ 5 = 9.8
したがって、平均値は9.8です。
中央値について解説
中央値はデータを小さい順に並べたときに真ん中に位置する値です。
中央値は、大きすぎる数値に影響されにくいため、データの真ん中をより正確に表すことができることが多いです。
中央値の求め方
次の手順で計算します。
- データを小さい順に並べます。
- データの個数が奇数か偶数かを確認します。
- 値の数が奇数の場合は真ん中の値が中央値ですが、偶数の場合は真ん中の2つの値の平均を取ります。
中央値の計算例(奇数の場合)
値: 10, 7, 12, 15, 5,
- 値を並べ替える。 5, 7, 10, 12, 15
- 値は全部で5個で奇数なので中央の値は3番目の10となる
したがって、中央値は 10 です。
中央値の計算例(偶数の場合):
データ: 5, 7, 10, 12, 15, 20
- データを並べ替える。(この例ではすでに並んでいる) 5, 7, 10, 12, 15, 20
- 値は全部で6個(偶数)で、中央2つの値は3番目と4番目の「10」と「12」
- その平均を取ります: (10 + 12) ÷ 2 = 11
したがって、中央値は 11 です。
まとめ
- 平均値 は値全体の「合計を個数で割った値」。
- 中央値 は値を順番に並べたときの「真ん中の値」で奇数個の場合は中央の値、偶数個の場合は中央の2つの値の平均。
平均値・中央値の注意点
- 平均値はデータ全体の傾向を示すのに適していますが、極端に大きい値や小さい値(外れ値)がある場合に極端な数値となることがあります。
- 一方、中央値は外れ値に左右されにくいため、外れ値があるデータに対してはデータの中央を示す指標として優れています。
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