圧力単位換算

圧力の値と単位を入れるだけで、Pa・hPa・kPa・MPa・bar・atm・mmHg・psiなど15種類の単位にまとめて換算できる無料ツールです。絶対圧とゲージ圧の両方を同時に表示するので、タイヤの空気圧やボンベの圧力、血圧、天気図の気圧など、表記の違う値をくらべたいときに使ってください。

※絶対圧は真空(0)を基準にした圧力、ゲージ圧は大気圧を基準(0)にした圧力です。絶対圧 = ゲージ圧 + 大気圧 で計算しています。大気圧は標準大気圧の101,325Paが初期値です。

目次

圧力単位換算ツールの使い方

  1. 「値」に換算したい数値を入力します
  2. 「単位」で、入力した値の単位を選びます
  3. 「入力値の表記」で、その値が絶対圧かゲージ圧かを選びます
  4. 必要なら「大気圧」を変えます(ふつうは101325Paのままで大丈夫です)
  5. 入力すると自動で計算され、15種類の単位での絶対圧とゲージ圧が表に表示されます

入力した単位の行は、表の中で色がついて表示されます。「クリア」を押すとページが更新されて最初の状態に戻ります。

絶対圧とゲージ圧の違い

圧力には、何を0(基準)にするかによって「絶対圧」と「ゲージ圧」の2つの表し方があります。

表し方基準(0)使われる場面
絶対圧完全な真空気象の気圧、真空装置、科学の計算
ゲージ圧まわりの大気圧タイヤの空気圧、ボンベや配管の圧力計

2つの関係は「絶対圧 = ゲージ圧 + 大気圧」です。たとえば、タイヤの空気圧計で「250kPa」と表示されたら、それはゲージ圧です。絶対圧になおすと、250kPa+約101kPa=約351kPaになります。

ゲージ圧はマイナスにもなります。大気圧より低い圧力(掃除機の吸い込みや真空ポンプなど)は、ゲージ圧ではマイナスの値で表します。一方、絶対圧は真空が0なので、マイナスにはなりません。

大気圧の値について

ツールの大気圧の初期値は、標準大気圧の101,325Pa(1013.25hPa)です。実際の大気圧は天気や標高によって変わり、低気圧のときは1000hPaを下回ったり、山の上では大きく下がったりします。正確に計算したいときは、その場所の大気圧をPaで入力してください(hPaの値に100をかけるとPaになります)。

圧力の単位の一覧

単位読み方1単位あたりの圧力(Pa)よく使われる場面
Paパスカル1圧力の基本の単位(SI単位)
hPaヘクトパスカル100天気予報の気圧
kPaキロパスカル1,000タイヤの空気圧、配管
MPaメガパスカル1,000,000高圧ガス、油圧機器
barバール100,000ヨーロッパのタイヤ空気圧、ダイビング
atm気圧(標準大気圧)101,325化学、ダイビングの水圧
at工学気圧(kgf/cm2)98,066.5古い圧力計、工業分野
mmH2O水柱ミリメートル9.80665換気・ダクトの小さな圧力
mmHg水銀柱ミリメートル約133.322血圧、医療
inHg水銀柱インチ約3,386.39アメリカの気圧、航空
Torrトル101,325÷760(約133.322)真空の分野
psi重量ポンド毎平方インチ約6,894.76アメリカのタイヤ空気圧

よく使う換算の目安

  • 1気圧(atm)= 101,325Pa = 1013.25hPa = 約1.013bar = 760mmHg = 約14.7psi
  • 1bar = 100kPa = 約14.5psi
  • 1kgf/cm2(at)= 98.0665kPa = 約0.98bar
  • 1MPa = 1,000kPa = 10bar = 約145psi
  • 血圧の120mmHg = 約16kPa

mmHgとTorrの違い

mmHgとTorrはほとんど同じ大きさですが、定義が少し違います。Torrは標準大気圧をちょうど760等分したもの、mmHgは水銀の柱1mm分の圧力として決められています。その差は100万分の1よりも小さいので、ふだんの使い方では同じものと考えて問題ありません。

水柱の「3.98℃」とは

水柱の圧力は、水の重さで決まります。水は温度によって重さ(密度)が少し変わり、約4℃(3.98℃)のときにいちばん重くなります。「3.98℃」の水柱は、この重い水を基準にした単位で、ふつうの水柱(重力加速度9.80665をもとにした値)とはごくわずかに大きさが違います。

よくある質問

タイヤの空気圧はゲージ圧ですか?

はい。タイヤの空気圧計やガソリンスタンドの表示は、大気圧を0としたゲージ圧です。「入力値の表記」を「ゲージ圧」にして入力してください。

天気予報の気圧(hPa)は絶対圧ですか?

はい。天気予報の気圧は、真空を0とした絶対圧です。1013hPaなどの値は、そのまま「絶対圧」で入力してください。

kPaをpsiに換算するには?

1kPaは約0.145psiです。kPaの値に0.145をかけるとおよそのpsiになります。たとえば250kPaは約36psiです。ツールに入力すると、より正確な値がわかります。

「絶対圧がマイナスになります」と表示されました。

ゲージ圧で、大気圧より大きなマイナスの値を入れたときに表示されます。絶対圧は真空(0)より小さくならないので、値と大気圧を見直してください。

大気圧は変えたほうがいいですか?

ふつうは標準大気圧の101325Paのままで大丈夫です。山の上など気圧が大きく違う場所で、絶対圧とゲージ圧を正確に換算したいときだけ、その場所の大気圧をPaで入力してください。

とても小さい値や大きい値はどう表示されますか?

0.0001より小さい値などは「1×10の-6乗」のような形で表示し、大きな値は3けたごとにカンマを入れて表示します。有効数字は10けたです。

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この記事を書いた人

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様々な計算機・便利ツールの開発を某企業に行っております。
主にVBAを触っていますが、最近はJavascriptも増えてきてます。

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