連立方程式計算機

この連立方程式計算機・電卓は、2つの式を入力するだけで、x と y の答えを自動で求めるツールです。加減法(消去法)と代入法を選べて、途中式と検算まで表示します。宿題の答え合わせや、解き方の確認にも使えます。

分数・小数・かっこを含む式や、移項していない式(y=2x+1 など)も、そのまま入力できます。

①
②
入力例:3x+y=6 / y=2x+1 / 1/2x+y/3=1 / 2(x+1)=y-3
全角入力・「2×x」もOK。移項していない式(両辺に x, y がある式)も解けます。

目次

連立方程式計算機・電卓の使い方と使用例

連立方程式計算機・電卓の使い方
  • ①の欄に、1つ目の式を入力します(例:3x+y=6)。
  • ②の欄に、2つ目の式を入力します(例:2x+2y=6)。
  • 計算方式(加減法・代入法)を選びます。
  • 「計算」ボタンを押します(Enterキーでも計算できます)。
  • ボタンの下に、途中式・答え(x と y の値)・検算が表示されます。

「例を入れる」ボタンを押すと、3x+y=6 と 2x+2y=6 の例題で、すぐに試せます(答えは x = 3/2、y = 3/2)。「クリア」ボタンは、ページを更新して、入力をすべて最初の状態に戻します。

連立方程式計算機・電卓の使用例
連立方程式計算機・電卓の使用例

結果の見方

  • 解:求めた x と y の値です。割り切れないときは分数で表示し、小数の目安も添えます(例:x = 3/2(≒1.5))。
  • 途中式:加減法では、消す文字を選んで係数をそろえ、足し引きする計算を、ひっ算のような形で表示します。代入法では、一方の式を「x =」か「y =」の形に直して、もう一方に代入する流れを表示します。
  • 検算:求めた x と y を①②の式に代入して、左辺と右辺が一致するか(✓)を確認します。
  • 解なし・解が無数にある場合:自動で判定して、その理由を表示します。

入力できる式の書き方

左辺と右辺のどちらに x や y があってもかまいません。移項する必要はありません。

書き方入力例ポイント
基本の形3x+y=6x と y の一次式を、等号(=)でつなぎます。
移項前の式y=2x+1右辺に x や y があっても、そのまま入力できます。
分数の係数1/2x+y/3=1「1/2x」は「2分の1 × x」として計算します。
小数0.5x+y=2小数は分数に直して、誤差なく計算します。
かっこ2(x+1)=y-3かっこは展開して計算します。
全角・×の記号2x+3y=12 / 2×x全角の数字・記号や「×」は、自動で直します。
使えない書き方x^2 / x*y / zべき乗、x と y の掛け算、3つ目の文字(z)は使えません。

連立方程式とは?

連立方程式とは、2つ以上の式を同時に成り立たせる値を求める問題です。この計算機が扱うのは、x と y の2つの文字と、2つの式でできた「2元1次連立方程式」です。

2つの式を満たす x と y の組が、連立方程式の解です。グラフで見ると、それぞれの式は直線を表し、解は2本の直線が交わる点の座標になります。

連立方程式の解き方

2元1次連立方程式の解き方には、主に「加減法(消去法)」と「代入法」があります。計算機でも、この2つから選べます。

加減法(消去法)の解き方

2つの式を足したり引いたりして、一方の文字を消す方法です。

  1. 消したい文字の係数の絶対値が、2つの式でそろうように、式を何倍かします。
  2. 2つの式を足す(または引く)と、その文字が消えて、文字が1つの式になります。
  3. その式を解いて、1つ目の文字の値を求めます。
  4. 求めた値をもとの式に代入して、もう1つの文字の値を求めます。

例1:x + y = 5 …①、x − y = 1 …②

  • ①から②を引くと、(x + y) − (x − y) = 5 − 1 となり、2y = 4 です。よって y = 2 です。
  • y = 2 を①に代入すると、x + 2 = 5 なので、x = 3 です。
  • 答え:x = 3、y = 2

例2:2x + 3y = 12 …①、x − y = 1 …②

  • ②を2倍して、2x − 2y = 2 …③ とします(x の係数をそろえます)。
  • ①から③を引くと、5y = 10 となり、y = 2 です。
  • y = 2 を②に代入すると、x − 2 = 1 なので、x = 3 です。
  • 答え:x = 3、y = 2

代入法の解き方

一方の式を「x =」か「y =」の形に直して、もう一方の式に代入する方法です。

例:y = 2x + 1 …①、x + y = 7 …②

  • ①を②に代入すると、x + (2x + 1) = 7 となり、3x + 1 = 7 です。
  • 3x = 6 なので、x = 2 です。
  • x = 2 を①に代入すると、y = 2 × 2 + 1 = 5 です。
  • 答え:x = 2、y = 5

加減法と代入法は、どちらを使えばよい?

  • 加減法が向いている場合:x や y の係数が同じ(または何倍かでそろう)とき。
  • 代入法が向いている場合:「y = 2x + 1」のように、すでに一方が「文字 =」の形になっているとき。

どちらで解いても、答えは同じです。計算機で両方を切り替えて、途中式を見比べると、理解が深まります。

公式で解く方法(クラメルの公式)

2つの式を、a1x + b1y = c1、a2x + b2y = c2 と書くと、次の公式で、答えを直接求められます。

  • D = a1b2 − a2b1
  • x = (c1b2 − c2b1) ÷ D
  • y = (a1c2 − a2c1) ÷ D

例えば、3x + y = 6 と 2x + 2y = 6 の場合、D = 3 × 2 − 2 × 1 = 4、x = (6 × 2 − 6 × 1) ÷ 4 = 3/2、y = (3 × 6 − 2 × 6) ÷ 4 = 3/2 になります。この計算機は、D の値を見て、解が1つ・解なし・無数にある、のどれかを判定しています。

解が1つに決まらない場合

D = 0 のときは、解が1つに決まりません。次のどちらかになります。

  • 解なし:2本の直線が平行で、交わらない場合です。例:x + y = 2 と x + y = 3。左辺が同じなのに、右辺が違うので、同時には成り立ちません。
  • 解が無数にある:2本の直線が重なっている場合です。例:x + y = 2 と 2x + 2y = 4。2つ目の式は、1つ目の式を2倍しただけなので、同じ式です。

連立方程式計算機・電卓のよくある質問

連立方程式計算機は無料で使えますか?

はい、無料でご利用いただけます。会員登録も不要です。

どんな種類の連立方程式に対応していますか?

x と y の2つの文字でできた、2元1次連立方程式に対応しています。3つ以上の文字(3元連立方程式)や、x の2乗などを含む式には、対応していません。計算方式は、加減法(消去法)と代入法から選べます。

移項していない式を、そのまま入力できますか?

はい、できます。「y=2x+1」や「2(x+1)=y-3」のように、左辺と右辺の両方に x や y があっても、自動で整理して計算します。

途中式は表示されますか?

はい、表示されます。加減法はひっ算のような形で、代入法は代入の流れで表示し、最後に検算もします。答えだけでなく、解き方の確認にも使えます。

答えが分数になるときは、どう表示されますか?

割り切れないときは、分数で表示し、小数の目安も添えます(例:x = 3/2(≒1.5))。小数に丸めた値で計算しないので、誤差は出ません。

解けない場合は、どうなりますか?

解なし(平行な直線)や、解が無数にある(重なる直線)の場合も、自動で判定して表示します。

スマホやタブレットでも使えますか?

はい、使えます。アプリのインストールは不要で、ブラウザで数式を入力するだけで、すぐに答えを確認できます。

まとめ

連立方程式は、加減法か代入法で、文字を1つに減らして解きます。この連立方程式計算機・電卓なら、2つの式を入力するだけで、答えと途中式、検算まで、すぐに確認できます。解き方に迷ったときは、計算方式を切り替えて、途中式を見比べてみてください。

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この記事を書いた人

管理人たなかのアバター 管理人たなか サイト管理者

様々な計算機・便利ツールの開発を某企業に行っております。
主にVBAを触っていますが、最近はJavascriptも増えてきてます。

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